本音を知ろう!ママがパパにしてもらうと嬉しいコトとは

ママがパパに求めているコト

「イクメン」という言葉もすっかり有名になりましたが、その名称だけが独り歩きしてしまい、本当の意味での育児参加ができていないということもあるものです。

よく言われることですが「自称イクメンほど育児をしていない」ということがあります。
社内や近所付き合いで「自分は子育てをしている」アピールをしている男性のほとんどは、たしかに育児については何らかの仕事をしてくれているでしょう。

しかし例えば「子供をお風呂に入れている」ということについても、パパがやっているのは子供をお風呂に入れていることだけではありませんか?
その前の服を脱がせてお風呂場につれていき、お風呂のあとに子供を上げて体を拭いてスキンケアをして、着替えをさせて髪の毛を乾かす、というところまではママがやっているというようなことがあります。

「自称イクメン」にありがちなのが、自分がやったことを過大に評価するあまり、母親や他の家族がやっている家事を気にしていないということです。

確かに子供に無関心で全く育児に参加をしてくれない父親よりは、自己満足であっても育児をしてくれる男性はありがたいところかもしれません。
しかし、そうした「自分はいい父親」ぶりを周囲に吹聴していると、次第にママからの愛情ゲージを減らしていくことになってしまいます。

育児をしているママが本当にパパに望んでいることは、育児の参加というよりも「家事への参加」です。
子供が生まれると育児の手間だけでなく家事の手間も大幅に増えてしまいます。

そうしたときにただ子供をかまっていい顔をするのではなく、本当に家のことに積極的に参加をするという姿勢がとれるかどうかが重要になってくるのです。

ママからの要望に応える方法

とはいっても、ママの方からあれこれやってほしいと細かく指示をすることは少ないですし、自分が担当していない家事がどんな手間かを自覚するのは難しいことでしょう。
なので本当の意味でのイクメンを目指すなら、まずやってもらいたいのが「ママに一人の時間を作ってあげる」ということです。

産休・育休により一時的に専業主婦になっている女性であっても「家のことはお前が全部やって当然」という態度を取られるとイライラしてしまうものです。
一日中子供と二人きりで家に閉じこもっているというのはかなりストレスの貯まることで、「一人になりたい」と考える女性はかなりの割合となります。
一日だけでもママに一人の時間を持ってもらい、その間パパが家事をしてみることで、子育て以外の家事がどんなものであるかを実感することができるでしょう。

夫婦生活においては慣れてくるとお互い甘えが出てくるものですが、子供ができた時こそお互いを労い感謝をしあえるようにしたいところです。