ママばかりでは寂しい…子供との距離を縮めるコツ!

少ない時間でも子供と信頼感を作っていきたい

産休・育休を母親が取得し、その間父親が働いて家計を支えることになると、なかなか家庭での時間を多く作ることができません。

第一子が生まれる平均年齢である30代~40代くらいの時期というのは男性にとってようやく新人の時代が終わり、少しずつ責任のある仕事を任されるようになる大切な時期です。

生まれたばかりの子供がいるのに連日深夜まで仕事をするというのはいくらなんでもやり過ぎとしても、子供が寝付く時間までに帰宅ができないという人も多いことでしょう。

生まれて数ヶ月の赤ちゃんはまだ視力が0.01くらいしかなく、言葉もしっかり理解することができませんので、正直なところそれほど「父親」という存在を強く認識することができるわけではありません。

ですが乳児期に積極的に関わりを持たないでいると、母親と子供の関係が密接になり父親が入る隙間がなくなってしまうため、結果的にコミュニケーションがとれる2~3歳になってもうまく関係を築けなくなってしまいがちです。

忘れてはいけないのは赤ちゃんだけでなく、一人で日中の子育てをしている母親の存在で、いかにその時期に積極的に育児や家事に関わろうとするかによってその後の親子三人の関係が変わってきます。

短い時間でも適切に関係を築いていくためには、限られた時間の中で出来るだけ子供に触れ、話しかけてあげるようにするということが大切です。

最初は関わり方がわからなくて当然

新米パパさんからよく聞かれる悩みとして「子供とどう遊んでいいかわからない」ということがあります。
特に男性の場合は知り合いや親戚の赤ちゃんと触れ合うという機会があまりありませんので、結婚してみて初めて子供という存在に触れたということもあるでしょう。

しかし苦手だからといって母親に任せっきりにしていては、ますます距離感は遠くなってしまいます。
そこは思い切って開き直って、苦手なのだからこれから克服していくというくらいの気持ちが大切になります。

初めはおっかなびっくりでも、少しずつ回数を増やして触れ合うようにしていくことで、次第に力加減もわかってきて子供の反応も受けられるようになります。

赤ちゃんにとってお母さんのぬくもりや柔らかさはもちろん大切なことですが、同時に大人の男性の太い声や力強い腕の感触もまた大切な刺激です。

最初は関わり方がわからない子育てであっても、「自分にしかできないことがある」と誇りを持つことで積極的に関わろうという気持ちにしていくことができます。

首が座ってきて自分で体を支えられるようになってからは、元気な子供の遊び相手になるのは体力のあるお父さんの仕事です。