しつけの1つ!ゲーム時間のルール作りについて

ルール作りの大切さ

今どきの子育てでは、子供がビデオゲームをするのもごく当たり前になってきています。
PlayStationやNintendoのSwitchやDSなど子供向けのゲーム機器やソフトも多く販売されているので、完全にゲームと隔絶して生活をする方が難しいでしょう。

自分が子供のときにゲームに熱中しすぎて「1日1時間まで」といったルールを親に課せられてきた人も多いかもしれません。
自分が親になったからこそ、その気持を理解した上で、新しくルールを作っていくことが重要になります。

子供というのは自分の好きなものに熱中する力が大人よりも数段高いことから、全くルールを設けず好きなように遊ばせていると、それこそ一日中ゲームをしているということにもなってしまいます。
世間的には「ゲーム脳」など、ゲームが脳に与える悪影響ばかりがクローズアップされてしまっていますが、現在のところ長期的にゲームが脳に与える影響についてははっきりした研究結果はありません。

ただ一つ確実に言えることはゲームを長時間していると視点が短距離に合わせることに酷使されてしまうため、早い段階で近眼になってしまう可能性が高くなるということです。

気をつけたいのが、ゲームを親が強引に禁止してしまうと、子供は親に隠れて暗い場所などでこっそり行うようになり、ますます視力が低下しやすくなってしまうということです。
ゲームは強引に禁止をするのではなく、親の監督のもとであれば行っても構わない、というようにしていくことが大切になります。

子供がゲームに夢中になってきたら、まずはゲームについてしっかり親子で話し合い、一定のルールのもとでならやっていいということを決めておくようにしましょう。

ルールの作り方

ルールを決めるときに重要になってくるのが「もしルールを破ったらどうなるか」ということです。
単純にルールを破ったら叱られたり殴られたりするというのは、子供を萎縮させてしまうだけであまり意味のある教育にはなりません。

子供とゲーム時間についてルールを決めていくのであれば、それを破ったときのルールについても事前に子供と相談をして決めていくようにしましょう。
罰則としては「来月のお小遣いを減らす」「掃除などをいつもよりも多くする」など、本人の責任を強く実感できるものにしていくということです。

罰則について親が一歩的に決めるではなく、子供も自分の責任のとり方を意識させることにより、約束を守るということの重要性を知ってもらうことができます。
ただ時間を決めるのではなく、年末やお盆など特定の日には思う存分やってもよいといったふうにすると、メリハリがついて楽しみが増えるでしょう。