子供と遊びを通して運動能力を高める
生後9ヶ月を超えたあたりから、赤ちゃんは自分でハイハイをしながら移動ができるようになります。
早い子になると1歳を迎える前からつかまり立ちをしたり数歩歩けるようになったりするので、親にとっては嬉しい半面気が抜けない時期です。
このハイハイができるようになるあたりから子供の運動能力は急激に高まっていきますので、親は一緒に遊びながら運動能力を伸ばしてあげるサポートをしてあげるのが望ましいと言えます。
子供がこの頃にまで成長してきたら、まず一度しっかりと室内を見回し、危険なものがないかを確認するようにしましょう。
危険が多いキッチンや階段に誤って入り込まないように柵などを設けておくというのも方法です。
また好奇心でコンセントにものを突っ込んだりするので、安全カバーをつけたり入り口を塞ぐようにものを置いたりして、子供目線の中に危険がないことをしっかり確認しましょう。
その上で一緒にハイハイをしながら遊んであげると、子供は楽しみながら体の能力を伸ばすことができるでしょう。
簡単な遊びとしては、大人といっしょにハイハイをしながら鬼ごっこをするという方法があります。
子供がハイハイをしはじめたら一緒に四つん這いになって追いかけるようにしたりして追いかけっこをすると、子供と楽しくコミュニケーションがとれますね。
このとき悪者のふりをしたり、捕まえたら「食べちゃうぞ~」とちょっと脅かしたりすると子供はより一生懸命逃げて楽しく遊べます。
まだハイハイが未熟なうちは、親が体を横にしてその上をハイハイで乗り越える遊びをしてあげるのもよい方法です。
力がないうちはそっとお尻を押してお手伝いをしてあげて、体を乗り越えて往復をさせると子供も安心してハイハイの練習ができます。
おままごとをしながら自然に運動
1歳3ヶ月~6ヶ月くらいになると、ほとんどの子供は二足歩行ができるようになります。
とはいえまだよちよちとゆっくり歩くことができる程度なので、親は数歩離れたところで振り返って「おいで」と声をかけてあげるようにします。
ある程度歩けるようになってきたら、手を繋いで歩いてみましょう。
このときちょっと進んで「ストップ」と一緒に止まる練習をしていくと、自然に歩く~止まるの動作をできるようになります。
もう少し成長したら、おままごとをしながら歩行の練習をするというのもおすすめです。
おもちゃを少し離れたところにいくつか置いておいて、おつかいとしてどれとどれを持ってきて、とお願いするようにします。
カバンを持ってそこまで歩いていき、頼まれたものを持って帰ってくるという遊びを通して、心と身体を一緒に鍛えていくことが可能です。