パパ友は必要?友達を作る魅力とは

パパ友を作ることのメリット、デメリット

出産をしたあと、そのまま数年育児を自分が中心になって行う女性が多いことから、地域で子育て女性を支援するための仕組みは多くの場所で作られています。
ここ最近になって育児に積極的な男性も増え、幼稚園や保育園のお迎えなどに父親が来ることも珍しくなくなってきました。
一方で、子育てをする男性同士のネットワークに関してはほぼ全くないと言ってもよいような状況です。

男性保育士さんがいる保育所などでは、育児をする男性を支援するために「パパ友ネットワーク」を呼びかけたりしていますが、参加をする人はかなり限られているのが現状と言えるでしょう。

家庭内であればママが子育てネットワークを代わりにやってくれれば特に問題はないのかもしれません。
しかし、シングルファザーなど男手で子育てをしていくときにネットワークに入ることができないというのはかなり大変です。

地域の子育てネットワークへの参加者はほぼ全員が女性であると、その輪の中に男性一人で入っていくのは抵抗感がありますので、結果的に孤立した子育て環境になってしまいます。

そのため、今後ぜひ積極的に作っていっていってもらいたいのが「パパ友」です。
パパ友として知り合いがいることにより、子育てについての悩みを共有するとともに男性同士で子育ての協力をしていくことができやすくなります。

ただし、パパ友といってもそれぞれの地域特性や家庭ごとの教育方針というものがあります。
ママ友でもよく「友達疲れ」としてママ友の交流会が心理的負担になってしまっている母親がいますので、一概にママ友・パパ友がたくさんいるから育児がしやすいというわけではありません。

もしパパ友に必要性を感じないということであれば、それも一つの育児方法と思い、周囲と適度に協力しながら子育てをしていってください。

パパ友の作り方と活かし方

パパ友を作る時には、まずは確実に父親が集まるグループに参加をするのがおすすめです。
通常の公園や児童館など子供が集まる場所においては、男女の比率でいくとどうしても女性が多くなりますので、急に男性からママたちに話しかけると不審がられてしまうこともあります。
本人にその気がなくても、個人的にママさんたちと交流するのは余計なご近所トラブルの原因になってしまいますので、誤解を与えないためにもまずは男性に話しかけるようにした方がいいでしょう。

確実なのがパパ・ママ学級など夫婦で参加をするイベントでの交流で、そのときにママ友とパパ友と同時になるようにしていくとスムーズにパパ友を作っていくことになります。

相手夫婦に自分の存在を知ってもらうことで、その後子育ての都合で奥さんと会話をする機会があってもトラブルが起こりにくくなるでしょう。