子どもと登山に行くメリット

子供の行う登山の魅力、楽しさ、方法

子供が自分でしっかり歩くことができるようになってきたら、ぜひハイキングに挑戦をしてみてほしいです。

都内など都市部に生活をしている子供にとって自然環境というのは遠い存在となっており、広々とした空間で遊ぶという開放感を味わう機会がありません。
大人にとってもハイキングなどで自然の景色に触れることはストレス解消になり、気分をリフレッシュすることができます。

自然を楽しむときに登山をすると、ただ遊ぶだけでなく目標を達成するということを体験することができるでしょう。

どんな山でも、自分の足で頂上まで登ることができたというのは達成感のあるもので、山頂で食べるお昼ご飯というのも格別なものです。
山登りは自分の足で登ったら、同じく自分の足で下山をしなければならないので、そこから人生経験のようなものを学ぶこともできます。

一生の趣味として続けていくこともできるのが登山であるので、ぜひ子供と一緒に成功体験を共有してみてもらいたいです。

子供と一緒に登山をする時には、体力に合わせて距離やルートを決めていきましょう。
最初から無理をせず、まずは半日くらいで登山と下山ができる短いハイキングコースを選び、そこから少しずつ歩ける距離を増やしていくということが大切になります。

訪れたらたくさん写真をとり、その時の記念を残しておくようにするとよい思い出にもなります。

子供と登山をするときに絶対に注意しておきたいところ

子供を連れて山に入る時に、絶対に心得ておいてもらいたいのが「どんなに低くても山は山」であるということです。
毎年のように登山中に遭難をしたり行方不明になってしまう人の報道がされていますが、登山歴数十年のベテランがいつものルートを登っていても遭難の危険があるのが山という場所と考えてください。

山の天気は変わりやすく、夏場だからと軽装で出かけてしまうと、突然雨が振りはじめた時にひどく体が冷えて体力が奪われてしまいます。
どんなに天気がよくても登山に必要な装備はしっかり揃えてから登るようにし、もしはぐれた場合どういう方法をとるかということを、子供にもしっかり教えておくようにしましょう。

もちろんふざけて登山の途中で獣道に入り込んだり、わがままを言って単独行動をとったりするのは厳禁です。
山の中にはヘビや熊など危険な動物もいるということを教えて、最後まで忍耐力を持って登山するというパーティーとしての行動を徹底させましょう。

それともし途中で具合が悪くなってしまったり、天候が急に悪くなったら強行せずに素早く下山するということも大切です。
怖いことを並べましたが基本的に登山はとても楽しく学ぶところが多いイベントですので、ぜひ子供と一緒に計画を立てて参加してください。