プレパパの知っておくべき事

いいことも悪いことも記憶に残りやすい妊娠期

女性にとって妊娠と出産は、一生の記憶に残る衝撃的な思い出となります。
今でこそお産は安全で確実にできることのような認識になりましたが、かつては出産が原因で亡くなる人も数%の割合で発生する危険なものでした。

日本においては自然分娩が最も良いというような信仰もあることから、依然として出産には強い痛みを伴う方法が一般的となっており、それを迎える女性は大きな不安を抱える事となってしまいます。

出産は安産と言われるものでも2~3時間、難産になると数十時間もかかるものですから、そのときの経験は一生忘れられないほど衝撃的なものです。

つまりそのとき誰がどんなふうに自分に接していたかや、どういう態度をとっていたかということは、女性の記憶に鮮明に残り続けることになります。

最近では熟年離婚が問題になっていますが、かなり高齢になってからの夫婦喧嘩で妻が「出産時にこういう態度をとった」ということを持ち出すのはよくあることです。

特に初産のときに夫がどういう態度をとっていたかということは、その後数十年にもおよぶ夫婦生活において重大な要素となってくるため、プレパパたちは十分にその点理解しておく必要があります。

このように書くと妻のご機嫌取りをしなければいけないのかと捉えられてしまうかもしれませんが、妊娠中の夫の態度や行動により、妻の精神状態はかなり大きく変わってきます。

自分の行動こそが妻の出産を安定させ、健康な子供を産むための要素になるのだと考え、十分に気をつけていくようにしたいところです。

プレパパにぜひやってほしいこと

プレパパの役割は「妊娠初期~中期」「妊娠後期」「臨月」と次第に大きくなっていきます。
まずしっかり頭においてもらいたいのが、妊娠をしている妻に対してネガティブな言葉はかけないようにするということです。

普段仲が良い夫婦ほどつい軽口のつもりで「でかい腹になったな」「すげえ歩き方になったな」といった無神経な言葉をかけてしまいがちでしょう。

しかし普段の健康なときならともかく、妊娠中というのは女性の体内のホルモンバランスが崩れ、小さなことにイライラしてしまいがちです。

たとえ冗談でもネガティブな言葉をかけるのは避け、これでもかというくらいに気を使ってあげるようにしましょう。

妊娠初期からしておきたいのが家事のサポートで、できることを増やすとともに、積極的に時間を作ってお腹の子供に触れてあげるようにします。

妊娠中期くらいになるとお腹も大きくなってきますので、体のむくみや腰痛を緩和するためにマッサージをしてあげるというのもよい方法です。

臨月に近くなったら常に自分の居場所を妻が把握できるようにし、いつでも駆けつけられるようにしてあげてください。

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